パパにどんなことをしてもらいたい?

妊娠中の奥さまは、ご主人にどんなことをしてもらうと嬉しいのか。
先輩ママである、姉妹店ココレカのおきゃくさまたちに
「妊娠中、ご主人にしてもらって嬉しかったのはどんなことですか?」と質問してみました。

 

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お腹の赤ちゃんに向かって毎晩一言だけ声をかけてもらいました。
「おやすみ」だけの時もありましたが、時々「お母さんも頑張ってるよ」と声をかけてくれ、
ねぎらわれてる気がして嬉しかったです。
(こうくんママさん)

 

肩もみです。といっても妊娠中にむやみにツボを押すのは危ないので、
さすってもらうくらいですが、首から背中がほんわりと暖かくなるのは
とても気持ちがよく気分転換にもなりました。
また、肩こりは母乳の出にも影響すると聞いたことがあるので、
気づいた時は肩まわしをしていました。母乳マッサージができない人には
旦那さんの肩もみと肩まわしはおすすめです。
(おくさんさん)

 

妊娠中から一緒にベビー用品の買い出しに行っていたので、産まれてからも
何でも必要なものを買い出しに行ってもらえます。
(えりりさん)

 

つわりで辛かったときにバランスを考えた食事を用意してくれたり、
朝早くに起きて洗濯を済ませておいてくれたりしました。
出かけるときもわたしだけの用事なのに運転手になってくれたり、
ゆっくり歩いてくれたりして本当に助けられました。
(みちるさん)

 

つわりで気分が悪く、仕事から帰って気づいたら玄関で寝てしまっていた日、
夫が晩ご飯を作ってくれていたこと。
普段はご飯を作らない夫ですが、頑張って作ってくれたんだなぁと思うと
本当に嬉しかったです。
(723号さん)

 

家事!

なんといっても、つわり中とかは動くのも厳しかったりすることもあるので、

家のことをしてくれるのはとーっても助かりました!

あとは立会い出産してもらうととても心強くて、

1人で乗り越えるよりもずっと助かります!!!

(ヒマリヒロトママ)

 

 

25

むくみ予防&リラックスのために

夜寝る前にふくらはぎをマッサージしてもらっていました。

血行もよくなり ポカポカで寝ることができて寝付きもよかったです‼

おかげで、浮腫むこともありませんでした‼

( 25歳2児の母さん)

 

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専門家である、助産師の先生にもお話を聞いてみました。

 

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聞き手:あさちゃん(インターン生)・ちよちゃん(インターン生)・古川
 

 

     \助産師の大村祥恵先生に聞きました/

 

 

あさ:助産師として、妊婦さんのご主人に対して何かアドバイスってありますか?

 

先生:そうですね、、。「お手伝い」じゃないですよってことですね。

 

あさ:お手伝いではないってどういうことですか?

 

先生:ぜひ、奥さんの出産を“自分のこととして捉えてほしい”んです。

   育児中にご主人が奥さんのお手伝いをするってよく耳にするんですけど、

   お手伝いではなく、あくまでも ご夫婦2人が当事者なんです。

   お産は奥さんがするけれど、彼女が産むのは自分の子供なのですから

   自分は父親になって彼女を支えよう!と、自分ごととして行動したいですよね。

 

あさ:なるほどー。他にはありますか?

 

先生:やっぱり、妊娠中の奥さんの身には普段とは違うことが起きているので、

   彼女が腹を立てたからといって、あなたのことが嫌いになったのではなくて

   余裕がないだけというのを忘れないでください。

   だから、彼女の事を受け止めつつ

   全部受け止めてしまったら苦しくなるので、抱え込まないのも大切です。

   これはご主人にも奥さんにも言えることですね。

   あとは、お話もして欲しいと思います。

   ぜひ出産準備教育はご主人も一緒に受けていただきたいんですけど、

   奥さんがいろいろ覚えてきたら、頭の中のイメージを共有できるように

   なにをやっているのか、彼女はどういうことが良いと思ってこれを取り入れているのか

   って言うお話をしていただきたいんです。

   奥さんが一生懸命になっていることがご主人に伝わってない事って意外と多いんですよ。

   育児は2人でしていくもの。ご主人が「一時的なお手伝い」気分が抜けないと

   奥さんとしては寂しいかもしれませんね。

 

全員:(笑)

 

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はじめて妊婦さんの重みを体験できるジャケットを装着してみた松枝(2児の父)。
「けっこう重いんですね!これで生活するってたいへんだ〜!」

 

先生:妊娠中も教室とかがあっても、奥さんだけでご主人は行かないとかよくありますが

   お産までだけじゃなくて育児中もそういったものにぜひ参加してほしいですよね。

   育児教室として抱っこの教室をしていたりすると

   抱っこの研究を始めるくらい熱心に取り組むご主人もいるくらいです。

   こうやって、こう揺れて、こうしたら赤ちゃんは寝るんだ! みたいな(笑)

   それから出産後、奥さんは”お母さんモード”になるので、

   ご主人は、新婚さんの二人っきりのラブラブな生活とは変わってしまうことを

   頭に入れていただきたいですね。

   妊娠中に二人でいっぱい思い出を作りましょう。

   マタニティー旅行はオススメしませんが、

   おしゃれなレストランなんかへ行って夫婦として楽しんだりね。

 

あさ:いいですねぇ

 

先生:あとは、お母さんモードになる奥さんに対して、ご主人のあかちゃん返り

   なんかもあったりしますね。

   「俺はそんなことない!!」

   「うちの主人に限ってそんなことは…」

   と思われるかもしれませんが、

   「俺の事は見てくれないな…子どもの方ばっかりかまってさ」

   なんてウソみたいですけど、言っちゃうんです(笑)

   出産後、奥さんはお「母さん」になりますが、

   ご主人は、すぐに「お父さん」になれる人は少ないですね。

 

あさ:お父さんはお父さんにならないんですか?

 

先生:赤ちゃんと過ごした時間と密着度が違うからか

   お父さんは出産からがスタートなのかなって思う時がありますね。

 

あさ:へー

 

先生:だから、奥さんもご主人に過剰に何かを求めたり期待したりしたら

   がっかりする時があるかもしれません。

   すぐにお父さんにはなれないからご主人もさみしい思いをしてしまいますし、

   お父さんになれるように知識だとかイメージだったりを共有していく必要がありますね。

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