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助産師しおん先生のメッセージ vol.5 食について見直してみる

出産前のお母さんへ
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助産師しおんです。

今回は衣・食・住の「食」について。

妊娠すると食事に気を遣うようになったかたも多いのではないでしょうか。
例えば、外食を控えたり、野菜を積極的にとるようにしたり、
苦手なレバーに挑戦したり。

妊娠前とは違い、行動に移すことができるのは、そこに赤ちゃんがいるから。

しおんも教室で、何を食べたらいいかはよく聞かれます。

栄養面に関しては、食事療法のプロである栄養士が、
出産施設の母親学級で教えてくれることが多いので、
つわりが落ち着くころにはぜひ参加してみましょう。

助産師しおんからは、「食品について見直してみる」
という提案をしたいと思います。

まず、どう加工品を選ぶか。

手作りだと食材や調味料が目でみて確認できますが、
加工品はすでに出来上がっているので、
裏の原材料名の表示を見て、台所にあるような
身近な食材が使われているものを選びましょう。

もし、見慣れないカタカナ表示や「~剤」など
薬のような名前があれば、それは添加物かもしれません。

例えば同じミートソースとして売られているものでも、
裏を見比べてみると原材料に違いがあったりします。

原材料に、食品と呼べるものが多く入っている方を選ぶほうが安心です。

次に、日ごろ使う味噌・醤油・みりん・酒・酢などの
調味料も「本物」を使うこと。

醤油や味噌に本物があるのかと思う方もいるでしょう。

こちらも原材料名をみると、丸大豆ではなく脱脂大豆が使われていたり、
添加物や味付け剤・色素で色付けされているなど、
発酵商品といい難い過程で作られているものが
安価に数多く販売されています。

先にあげた加工品などは、こうした安価な調味料が使われていることも多いので、
作るより買った方が安いと値段で判断するのも
いかがなものかと考えてしまいます。

もちろん、これらを「悪いもの」といいたいのではなく、
ぜひ本物を使ってみて違いを感じてほしいと思います。

調味料は家族全員で使うからみんなが元気になりますし、
そのうち離乳食で赤ちゃんの口にも入るものです。

味覚育てるうえでも、本物を知ることは意味があります。

あと、妊婦さんにはいい塩を使うことを、
普段でもよくお伝えしています。

もちろん、塩は精製塩ではなく自然塩を使うこと。

そして、種類も色々ありますが、日本は周囲を海に囲まれた国であり、
風土にあったものは身体になじみやすいといわれていることから、
海水から作られ、工程も成分を損なわない
昔ながらの製法の平釜や天日干しと書かれているものをお勧めしています。

塩について妊婦さんにいいものを摂ることを強調するのは、
精製塩に比べ少量でも味が付くため塩分摂取を控えめにできることや、
ミネラル含有量という成分的な理由もあります。

あわせて、羊水と海水の成分は大変良く似ているといわれていることから、
目には見えない母なる地球の力を体に取り入れて、
いい「気」を体に取り入れてほしいという
助産師としての願いに似た思いも含まれています。

医療関係者としてこんなスピリチュアルなことを
発信するのはあまり好まないのですが、お産の現場にいると、
こんな目に見えない大きな力を感じることが多々あるのです。

食は命をいただくこと。

健康のためにサプリメントにお金をかけるのもいいですが、
まずは足元を見直して何から作られているのか興味を持つこと、
普段使用する調味料を本物に変えてみることも
ぜひ生活に取り入れてみていただけたらうれしいです。

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