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助産師しおん先生のメッセージ vol.4 妊婦用ショーツは、いりません

出産前のお母さんへ
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助産師しおんです。

今回は妊娠中の衣・食・住の「衣」について。

こちらを読んで下さる妊婦さん方、
日々大きくなっていくお腹に赤ちゃんの成長を感じ、
幸せな気持ちに包まれていることでしょう。

今回は、腹巻やショーツ・パンツなど、
おなか周りを覆う妊婦さんの衣類についてお話しします。

妊娠したら体を冷やさないように、妊婦用ショーツや腹巻でおなかの保温をし、
体調に気をつけているかたも多いのではないでしょうか。

しかし、その衣類についているゴムが、実は曲者なのです。

おなかにゴム跡が一本くっきりついていませんか?

人によっては、ショーツ・はらまき・レギンス・パンツと何本もゴムの跡がある人もいます。

実はこのゴムが、おなかを圧迫して腹圧となり、内臓を下げてしまう力に代わります。
すると、骨盤内は血行が悪くなり、結果体は冷えてしまいます。

また、ゴムが大きくなった子宮の上を締め付けることで子宮への刺激になり、
腹筋が弱い方などはすぐにお腹が張ってきてしまいます。

実際に私が関わらせていただいた妊婦さんからも、
妊婦用ショーツをやめたらおなかが張らなくなったという声は多く聞かれます。

なぜ、このようなことが起こるのかというと、骨盤周りの筋肉や靭帯が弱いため。

現代の女性は、昔に比べ生活環境や家事・労働・幼少時の遊びが変わり、
体を使う機会が減ったことで、妊娠前から体の支持力が弱い傾向にあります。

さらに妊娠すると、ホルモンの影響で骨盤が緩んでくるため、
もともと骨盤周りの弱い方は緩みすぎの状態になります。

緩すぎる骨盤は、ゴムの圧迫の力をも受け止めることができないのです。

では、おなか周りを保温・保護するのに、
体に負担がないものはどういうことに気を付けて選べばいいのか。

まずショーツは、へそより下の丈のものを選びましょう。

ゴムや縫い目のないシームレスのものもおすすめです。
妊娠前のショーツが入るようであれば、それでもかまいません。

ただし、色はおりものや出血の観察ができるよう、
黒などは避けて淡い色が良いでしょう。

腹巻はしっかりゴムで支えるものではなく、全体が伸縮するソフトなタイプが、
おなかにゴム跡を残しにくいです。

イメージとしてはバカボンのパパの腹巻を思い浮かべてください。
縦ゴムで腹巻全体がおなかにフィットするかんじですよね。

どうです、イメージできました?

パンツやレギンスは、おなか周りをゴムでささえるのではなく、
伸縮性のある布地で覆うように支えるデザインのものがよいです。

また、ウエストを調整できるタイプのものは、妊娠の経過とともに
適宜サイズをおなかにゴム跡が残らない緩さに調整しておきましょう。

もし、ゴムのパンツをはくときは、ゴムを折り返して、
おなかにかからないようにしておきましょう。

あとはゆったりとしたワンピース・巻きスカートなども、
おなかを圧迫せずいいデザインですね。

妊婦さんのおなか周りにあたる衣類のポイントは「おなかに跡がつかないもの」。

ぜひ、この視点でお店やカタログ・ネットで商品を探してみてくださいね。

これを見ている妊婦さん!
さあ、妊婦用ショーツをやめるところから始めてみましょう

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